クレンジングの正しい選び方【スキンケアの手順①】

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クレンジングでメイクを落とそう

クレンジングって、たくさん種類があって、どれを選べば良いか迷いますよね。
この記事では、クレンジング料の種類、選び方や効果、おすすめのアイテムをご紹介します!

クレンジング料の種類を確認しよう

クレンジング料は、油分でメイクを浮かせて落とすという仕組みになっています。
おおまかに分けて、クレンジングには以下の種類があります。

  • オイルタイプ
  • バームタイプ
  • ジェルタイプ
  • クリームタイプ
  • ミルクタイプ
  • 拭き取りタイプ
  • リムーバー(部分用)

一般に、オイルは洗浄力が高く脂性肌向けで、ミルクは洗浄力が低めで敏感肌向けと言われています。しかし、今はオイルタイプでも肌の潤いを保つものも出ているため、一概には言えないと思います。

部分用は、マスカラやアイシャドウなど、アイメイクをあらかじめ落とすのに使います。

クレンジング料を選ぶときのポイント

クレンジング料は、メイクに合わせて選ぶといいでしょう。
しっかりフルメイクには洗浄力が高めのオイルタイプやバームタイプ、ファンデーションを使わない下地だけの軽いメイクにはクリームタイプやミルクタイプといったように、使い分けると肌に負担がかからなくて良いかと思います。自分の肌の調子に合わせても◎。

クレンジング料の基本的な使い方

クレンジングの前に、手を洗って清潔な状態にしておきます。

  1. マスカラやアイメイクなどのポイントメイクを落とす。
  2. クレンジング料を手のひらに適量をとり、肌になじむよう手のひらで温める。
  3. 顔に塗り、くるくるとやさしく円を描くようにメイクとなじませていく。
  4. ぬるま湯を少し混ぜてクレンジング料を乳化させていく。
  5. ぬるま湯で洗い流す or ティッシュでやさしく拭き取る。

二度洗い不要と謳っていても、洗顔は必須

クレンジング料で落とすメイク汚れと、洗顔で落とす汚れは性質が違うため、クレンジング料だけだとメイクは落とせても汚れは肌に残ってしまいます。肌に残ったクレンジング料が毛穴詰まりの原因にもなることがあるため、洗い流すために洗顔は必ずしたほうがベターです。

クレンジングオイル【洗浄力:高】

オイルタイプでメイクをオフします。洗浄力が高いですが、今は肌の潤いは保つものも増えています。洗い流す前に、乳化させることで汚れを浮かせます。

言わずと知れたシュウ ウエムラの人気クレンジングオイル『アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn』。ランキングでも上位に入ってくるアイテムです。ひとまずクレンジングオイル選びに迷ったら、これをおすすめします。椿オイル配合で肌にやさしく、洗い上がりもさっぱりしつつ保湿力があります。

KINSの『CLEANSING OIL』も有名ですね。乳酸菌の力で保湿してくれます。天然由来成分100%配合で洗い上がりもしっとり。

エクセルの『セラムオイルクレンズ』は、プチプラで買えるクレンジングオイルです。7種の植物オイル配合で、肌にやさしく、保湿もしっかりしてくれます。また、ミニサイズもあるので、試してみたい方にもちょうどいいと思います。

クレンジングバーム【洗浄力:高】

バーム状でやや固めのクレンジング料ですが、肌にのせるとオイル状になって肌になじみます。厚みがあるので、肌の摩擦を軽減してくれます。

ただ、減りが早いのでコスパは微妙なところです。

ディオール『プレステージ ル バーム デマキヤント』は、ローズ ワックス*配合のリッチなバームで、肌にとろけるようになじみ、クレンジング オイルに変化します。流す前に乳化させて、汚れを浮かせて落とします。

*ダマスクバラ花ロウ (整肌成分)

DUOの『ザ クレンジングバーム』は、エイジングケアに特化したクレンジングバームです。乾燥小じわをケア*してくれるのだそう。洗い上がりはしっとり。ミニサイズ版もあります。

* 乾燥による小じわを目立たなくする(効能評価試験済み)

クリニークの『テイク ザ デイ オフ クレンジング バーム チャコール』は、備長炭*の吸着力で毛穴に詰まった黒ずみや皮脂汚れもスッキリオフしてくれます。

* 炭:汚れ吸着成分

韓国コスメのバニラコは、シャーベットタイプで肌の上でするする溶けます。濃いアイメイクも落とせるのに刺激は抑えめで、敏感肌もやさしく洗い上げてくれます。

また、メイクだけでなくPM2.5も洗い流せるとのこと。

クレンジングジェル【洗浄力:低〜高】

クレンジングジェルには、オイルタイプとリキッドタイプがあります。リキッドタイプは洗浄力が弱いですが、洗い上がりがさっぱりとしています。一方、オイルタイプは洗浄力は高めです。

『THREE エミング ソフトクレンジングジェル R COSMOS ORGANIC』は、オイルタイプのクレンジングジェル。天然スクラブとクレイを配合し、毛穴のすみずみの汚れまできれいに落としてくれます。

シュープリームノイの『ディープミネラル クレンジング』は、オイル100%カットのリキッドタイプ。成分の78%が美容成分で、美容液で洗っているような贅沢な使い心地です。

アンレーベルの『モイストボタニカル ジェルクレンジングR』は、美肌効果に期待できる「こめぬかオイル*1」と、クレンジング効果の高い「オリーブオイル*2」を独自にブレンドしているオイルタイプのクレンジングです。また、7種のフルーツ成分が古い角質に優しくアプローチしてくれます。

*1 コメヌカ油(保湿) *2 オリーブ果実油(保湿)

ビオレの『メイクとろりんなで落ちジェル』は、ウォータープルーフのマスカラまで落とせるのに肌に優しいすぐれもの。しっかりメイクもさっぱり洗い上げてくれます。

クレンジングクリーム【洗浄力:中】

クレンジングクリームの洗浄力は中程度です。テクスチャーにコクがあり、洗い上がりはしっとりします。メイクとなじませた後は、洗い流すものと、ティッシュなどで拭き取るものがあります。

コスメデコルテの『AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム n』は、濃厚なクリームがメイクになじみ、しっかり落としてくれます。メイクがなじんだら、ティッシュペーパーでやさしく拭き取ります。

KANEBOの『エンリッチド オフ クリーム』は、スキンケアクリームでお手入れしたかのように、洗い流した後もしっとりしています。敏感肌の方にも使いやすい感触です。

ちふれのクレンジングクリームは、メイクとなじむとなめらかなオイル状になり、さらによくなじませると汚れが浮き上がってきます。通常よりもクレンジングに時間がかかりますが、その分しっかり汚れを落とすことができます。

クレンジングミルク【洗浄力:低】

クレンジングミルクは乳液状で水溶成分が多く、洗い上がりはさっぱりしています。洗浄力が低い分、敏感肌の方には使いやすいです。

コスメデコルテの『イドラクラリティ マイクロエッセンス クレンジングエマルジョン』は、美肌糖を配合しているスキンケアシリーズで、肌も心もなめらかにしてくれます。

カバーマークの『トリートメント クレンジング ミルク』は、「クレンジング力」と「保湿力」を両立しています。美容液成分89%配合*で、スキンケアしたかのようなしっとり肌になります。

*水と保湿成分

カウブランドの『無添加メイク落としミルク』は、洗い上がりの肌がもっちりします。また、無添加なので、敏感肌の方でも使いやすいと思います。

拭き取りタイプ【洗浄力:中】

拭き取りシート状、またはコットンに染み込ませて拭き取るタイプのクレンジングです。拭き取るタイプなので、摩擦に注意です。強くこすりすぎると肌を痛めてしまいますが、手軽さではナンバーワンです。

クレ・ド・ポー ボーテの『ランジェットデマキアントヴィサージュ』は、ウォータープルーフのメイクアップや毛穴の奥の汚れまで素早く、ひと拭きで落とします。

洗浄力が高く、これひとつ持っていると安心です。

ビオデルマは、クレンジング料をコットンに染み込ませて拭き取るタイプです。マスカラなどのアイメイクもしっかり落としますが、敏感肌や乾燥肌の方にもやさしい処方となっています。

ソフティモのメイク落としシートは、スーパーやドラッグストアで手軽に買いやすいです。手頃な価格ですが、洗浄力がやや劣り、2〜3枚使わないとメイクを落としきれない弱点があります。

頻繁に使うわけではないなら、ひとつ持っていてもいいシリーズだと思います。

リムーバー(部分用)

リムーバーは、マスカラやアイシャドウなどの濃い部分を、クレンジングの前にあらかじめ落としておくものです。

シャネルの『デマキヤン ユー アンタンス ビファーズ』は、98%が自然由来成分。すっきりベタつかずにメイクを落とし、まつ毛を保護してくれます。

プライバシーのマスカラリムーバーは、コーム状のマスカラ専用リムーバー。塗った瞬間からマスカラが落ちる洗浄力の高さがありつつ、肌や目を痛めないすぐれもの。フィルムタイプやウォータープルーフタイプのマスカラも落とせます。

メイク落としクレンジングまとめ

クレンジング料にも、肌やメイクの相性があります。複数のクレンジング料を持って、必要に応じて使い分けるといいと思います。

メイクを落とした瞬間は、心がリフレッシュする瞬間でもあります。ぜひ、お気に入りのクレンジング料を見つけてみてくださいね。

次回は、洗顔料についての記事になります。


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